先祖から現代までをたどっていくとまるで樹木のように見えることから、家系図とは英語で「Family Tree」と呼ばれています。
ご先祖.comは戸籍取得の専門家が設立した家系図作成専門業者です。
我々ご先祖.comについて詳しくご紹介させていただきます。
家系図とは
家系図というのは一言でいえば「名字の図」のことを指し、基本的にご先祖を1代遡るたびに、名字の数は増えていきます。
上の図を見てもらうとわかりますが、お客様1人につき最大8つの名字が判明します。
1家系図の調査では1つの名字を、全家系では8つの名字をすべて調査いたします。
家系図は直系を追う
今回お客様のご依頼で取得する戸籍、作成する家系図はご依頼者の「直系」のみとなります。
直系というのは、ご本人様から見て両親・祖父母・高祖父母・子・孫と先祖から自分を通じて孫まで「縦」にまっすぐつながる関係のことをいいます。
たまに直系血族とか、法定血族とか、傍系血族など様々な血族のお話を聞きますが、こちらについてはメディアの方で詳しく解説いたします。
生年月日が江戸時代まで追える
直系で追うことができるのはなんと6~7代前です。
それがどのくらいかというと、生年月日が「安政」「万延」「文久」「元治」「慶応」などです。歴史の授業で安政の大獄なんて言葉を聞いたことがないでしょうか?
実はそんな時代に生まれた人のことまでわかります。
また、慶応は徳川家の14代将軍が亡くなった年でもあります。家系図でそこまでの時代の人を見ることができるのは面白いことですよね。
家系図は時代をつなぐ役目
家系図というのは、先祖から祖父母、両親、と過去から未来へと時代を表すものです。
今お客様が住んでいる場所とは全く無関係の場所にご先祖が住んでいるということが珍しくありません。実は江戸時代は島に住んでおり、少し前の世代から現在の場所に移り住んでいることも多いです。
家系図はそういった昔と今をつなぐ物語です。
自分のルーツを旅する
家系図がお手元に届きましたら、ぜひ当時の場所へ伺ってみてください。
私たちの作る家系図には、ご先祖の本籍が記載しており、当時は「本籍=住所」であったため、本籍から現在の住所を調べることが可能です。
もしかしたらその場所はただの空き家であったり、都内であれば大きなビルになっているかも知れません。
ご親族に地主と呼ばれる方がいるのであれば、先祖代々から続いている、由緒ある土地である可能性もあります。
ただ、ご先祖の住んでいた場所を伺うだけでは旅行として味気ないかもしれませんが、近くにレジャースポットや観光地であれば、ついででも構いませんので、一度足を運んでみてください。
家系図には不思議が詰まっている
ご先祖に感謝をするというと堅苦しいと思う人も多いと思います。
そこで、もう一つの家系図の面白さをお伝えいたします。
例えばご祖父母から先祖について聞いたことはないでしょうか。
お客様の中には、祖母から「わが家系は直系で絶やしてはいけない血筋なんだよ」と子供のころから言われていたそうです。
しかし、実際に家系図がお手元に届いて確認してみると、実は明治時代に血が途絶えており、今の血は養子縁組によって、大事に名字を承継されておりました。
それ以外でもお客様から面白い家系図、親族のつながりが分かったというお話を後日お聞きすると、私たちも家系図を作った意味を深く感じます。
ぜひ家系図の面白さを実感してください。
家系図はどんどん作れなくなる
家系図というのは先ほども説明した通り、お客様のご依頼のもと、戸籍を取得して作成いたします。
しかし、戸籍というのは保管期間が決まっており、現在は150年となっています。
昔は80年でしたので、期間が延びたのですが150年というのは、2008年をもって、現存する戸籍が廃棄されていっています。
今では電子化による戸籍の保管となっているため、多くの市区町村では廃棄をしていないのですが、いつ廃棄されてもおかしくありません。
また、天災等による消滅もあります。現在では電子化による保管となっていますが、これは各市区町村のデータ保管なので、天災により、その市区町村が被害を受けてしまったら、戸籍を保管しているデータバンクがなくなってしまいます。
近い将来全国どこでも戸籍が取得できる話が出ていますが、それまではまだ市区町村の管轄で保管しているため、いつ取得できなくなるかわかりません。